下痢は臨床ではほとんど下痢として知られているが、水を飲みすぎて下痢になるのは、正常な生理現象である場合もあれば、急性胃腸炎、水中毒などの病的要因の場合もある。
1.生理的要因:水をたくさん飲むと胃腸の蠕動運動が促進され、特に冷たい水を飲むと胃腸粘膜が刺激されて下痢になる。
2.急性胃腸炎:飲料水が衛生的でなく、細菌、ウイルス、寄生虫などの病原性微生物に汚染されている場合、大量の水を飲んだ後、病原体が胃腸粘膜に感染し、急性胃腸炎になることがあり、腹痛と下痢、吐き気と嘔吐、発熱などの症状が現れる。
2.水中毒:主に水分の過剰摂取が原因で、排出される水分量よりも多く、体内に大量の水分が貯留するため、血漿浸透圧が低下し、循環血液量が増加する。 その結果、消化管への刺激も生じ、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が現れる。
水を飲みすぎても下痢が長引かない場合は、早めに医師に相談し、症状を長引かせないよう積極的に治療を受けることをおすすめします。